屋根より高い鯉のぼり
端午の節句に鯉のぼり。体は2本、白目・黒目・口にそれぞれ1本ずつ(少量)の風船を使います。長さ約35cm(260)。右の写真は、上の2匹が260で、下の子供は160で作ってあります。屋根の形の帽子(鯉の下の青)も作って遊んでください。同じ節句ネタで、兜を作ってかぶるのもいいですね。なお、風船のメーカー、色によっても寸法が微妙に違います。説明文の長さ(cm)は目安と考えてください。新しいミニサイズのも見てね。
Carp streamer: For the children's celebration day, parents hang up some carps over the roof. Carps are made from long cylindrical cloth that wave with wind like swimming in the sky. please refer to mini-size

>>>体を作る>>>赤260を12cm残してふくらませる。これを2本用意する。
Inflate two red 260s leaving 12cm uninflated.

ここからはしご編み(ラダーウィーブ)で5段作っていく。まず1本目の風船(図の左側)に3.5cmのボールと9cmのソーセージ。もう1本(図右側)に3.5cmのボール。
Carp's body is constructed of ladder weaving. Twist a 3.5cm bubble and a 9cm bubble, then on the other 260 twist a 3.5cm bubble.

ソーセージのうしろにもう1本のボールをからめて取り付ける。
Twist two 260s together.

取り付けた方の続きに9cmのソーセージで折り返す。
Twist a 9cm bubble and join to a 3.5cm bubble.

横2本になったソーセージを一緒にしてひねる。1段目ができた。
Then ladder's first step is ready.

左の風船で3.5cmボールと9cmソーセージ。右側で3.5cmボール。合わせてひねった後、
Twist a 3.5cm bubble on both sides,

9cmのソーセージで左に戻り、
Twist a 9cm bubble on both sides and make second step by rolling them together.

横2本になったソーセージを、前後を入れ替えるようにひねる

2段目ができた。

同様の作業を繰り返して(左に3.5cmと9cm、右の3.5cmと合わせる。9cmで左に戻り、横2本を合わせてひねる)、あと3段を作り、

全部で5段にする。残りの1本を使って尾ビレを作るので、最終段を作る時に、片方が長く残るように工夫しておく。
Make five steps but one side has longer bubble.

>>>尾ビレを作る>>>空気を送って柔らかくしながら、長く残った方を3分割。
Twist three bubbles.

ジャバラに折り畳んで、2つめと3つめのソーセージを5段目の間にぐっと押し込む。これでN字の形に固定される。
Wedge into the fifth step.

もう片方の残りは、しぼませてしばり、余分は切り捨てる。
On the other side, twist a bubble, deflate, tie and discard the excess.

本体ができた。

>>>口を付ける>>>ピンクを15cmふくらませ、
Inflate a pink 260 to 15cm.

2分割。輪にしてしばり合わせる。余分は切り捨て。口の部分は、本体と同系色で薄目の色を使うと違和感が無い。(青とブルー、緑と黄緑、オレンジと黄色など)
Twist in half and tie both ends together.

赤(本体)の口巻きを、ピンク(口)の上下にからめて取り付ける。
Tie to the red first 3,5cm bubble.

>>>目玉を作る>>>黒に4cm空気を入れ、
Inflate a black 260 to 4cm.

2分割。
Twist in half.

片方の空気を数センチ移動させる。それぞれの両端を結び合わせてきれいな丸にする。

ダンベルのような形の目玉ができた。
After moving a second bubble a little, tie both bubbles' end.

>>>白目を作る>>>白を10cmふくらませ、
Inflate a white 260 to 10cm and tie both ends together for a loop.

輪にしてしばる。これを2つ作る。
Make two loops.

目玉を白目の輪に、
Pass the black bubble through the two white loops.

1つずつ通し、

両面の目を作る。

赤の1段目と2段目のすき間を広げ、目をはめ込む。
Wedge this eyes between the first and second step.

上から見た図。白目は赤本体と同じ高さに埋め込んでいる。目を押し込んだ分、体が伸びて長くなるので全体のバランスもよくなる。体の上に、目の部品を「乗せただけ」にならないように注意。

ピンクの口、上下2カ所に輪ゴムをつけ、

長くまっすぐふくらませた、銀色のポールに通す。
Inflate a silver 260 in all, then attach the carp on by two rubber bands.

>>>矢車を作る>>>透けない黄色を15cm残してふくらませ、
To make a pinwheel( this is really made from feathers of an arrow ), inflate a yellow 260 leaving 15 cm uninflated.

5cm・3cm・5cmと3つ続ける。結び口をひっかけて3つをまとめる。羽根が1枚できた。
Twist a 5cm bubble, a 3cm bubble, 5cm bubble and then lock them for a first feather.

同様に5cm・3cm・5cmと3つ続け、まとめひねり。この繰り返しで、全部で4枚の羽根を作る。中心に小さいしぼりひねりを1つ。裏側の中心にも、1つしぼりひねり。
Repeat this step three times. After you get four feathers, make two pinch twists in the center.

羽根が斜めにずれて重なっていくように、形を整える。

矢車のしぼりひねりにポール(銀色)の口巻きをひっかけて固定する。
Taking the knot of silver 260, wrap around the yellow pinch twist.

>>>屋根型帽子を作る>>>青を2cm残して長くふくらませる。
To make a roof hat( as you want...), inflate a blue 260 leaving 2cm uninflated.

13cmのソーセージをひねり、そこへ尻尾をしばりつけて「6」の形にする。
Twist a 13cm bubble and here tie the tail to make "6".

輪になった部分を、およそ台形になるように3箇所ひねる。同じ物をもう1つ作り、ソーセージの向きが互い違いになるようにして、
Twist three parts to make a figure of trapezoid. Join two trapezoids as follows.

それぞれの下の角に、ソーセージをしばりつける。真ん中に長四角・両横に台形、という形になる。

両横の台形を起こしてきて、

上辺同士を2本一緒にひねりあわせると、屋根の形になる。

黄色の鬼瓦(透けない黄色を4cmふくらませ、両端をしばって丸くした物)を屋根の角2箇所に取り付ける。

『やねよーりー たーかーい、こいのーぼーりー』と、歌いながら遊んでください。